コンピューター(3Dグラフィックソフト)と現実の世界の橋渡しを行うためのツールです。具体的に言えば、コンピューター上で作成した形状データを削り出す、又は、実際の模型からコンピューター上に3Dデータとして取り込むための製品です。
分野によっては、大幅な作業効率を改善する事が可能です。3Dグラフィックソフトを工作に活用するなど楽しみ方も広がります。
3D立体スキャナは、形状を3Dデータとして3Dグラフィックソフトへ取込む為の製品です。画像処理で形状を求めるソフトウェアと、レーザーなどで測定するハードウェアの2種類の製品が存在します。
iModeller 3D (アイ・モデラー 3D)
デジタルカメラで撮影した2枚の画像から 3D立体形状を求めるソフトウェアです。用途によっては、ポリゴンリダクション機能を持つ3Dグラフィックソフトなど活用する事でモデリング作業の効率化が図れます。
Roland PICZA シリーズ
レーザーによる形状測定で3Dデータに変換します。モックアップモデルを取り込んで3Dグラフィックソフトで活用する目的で利用されています。
3D出力装置は、逆に3Dグラフィックソフト、CADで作成した形状データを削り出す製品です。工業デザインなどのモックアップモデル取り込みや、模型作成、工作に活用できるホビーユーザー向けの低価格な製品もあります。
Roland MODELA シリーズ
3DグラフィックソフトやCADで作成した形状データを、削り出す装置です。ホビー向けの製品や、工業製品の金型に応用できる製品もあります。