3D グラフィックソフト習得のためのカリキュラムを提供している教育機関(主に専門学校)が使用しているソフトウェアは、業界で実績のあるハイエンド3DCG ツールとなります。具体的にはSOFTIMAGE / XSI / Maya / 3dsMax .erc などです。何れの 3D グラフィックソフトも初めての方が独学で学ぶには敷居の高い 3D グラフィックソフトです。
業界で使用されれている 3D グラフィックソフトを学べる学校と3DCGに関する求人・仕事探しで便利なサイトは、以下で紹介していますので宜しければ活用してください。
専門学校の特徴は、その名のとおり専門分野に特化している点です。3Dグラフィックソフトは、グラフィックスである以上、プレゼンテーションのための道具であるため、3DCG をメインとしている学科では4年制美術系大学と比較した場合、充実したデザイン専門教育を受けられることは、ないと勘えた方が無難です。時間的にも厳しいでしょう。
また、単に3DCG学科となっている学校には注意が必要です。3D グラフィックソフトは道具に過ぎません。習得したところでデザイナーになれる訳ではありません。何をデザインするのか、何を作るのか目的を明確にする必要があります。つまり、どのようなデザイン教育が受けられるのか、カリキュラムをチェックする必要があります。
3DCGを専門学科としているケースは、殆どがゲーム業界向けだと思います。ゲーム業界ほど多くの人がハイエンド 3D グラフィックソフトを使用する業界は他にないからです。
2年制の専門学校では、明らかに時間が短く、コンピュータ自体が初めてであれば絶望的です。デザイン分野の基礎学習、3DCG ツールの習得はもちろんですが、その他のグラフィックスツールを習得しなければテクスチャも描けません。就職活動用の作品のためのポートフォリオを纏めるにもDTP関連、イラストレーターなどのツールも習得しなくてはなりません。翌年には就職活動です。いつ作品を作るのでしょうか??
最近、美術系大学でも選択科目として3dxMaxなどのグラフィックス系CGツールの演習など行う大学が増えてきています。くどいようですが、3DCG ツールは絵を描く道具です。デザイナーであれば強力なプレゼンテーションツールとなりますし、イラストレーターであれば平面にない魅力的な3Dイラストレーションを作成できるでしょう。
道具の勉強よりも、基礎的なデザイン分野の学習を優先する事をお勧めします。4年制大学では時間は十分にありますし、インターネットから刺激を受けることも出来ます。選択学科と平行して独学で勉強するのも良いと思います。
コンピューター周辺の設備は専門学校の規模には敵いませんが、現在はハイエンド 3Dグラフィックソフトも学生さんが自宅で勉強できるように機能制限バージョンを無償で配布している製品もあります。この辺は 5、6年前に比べ状況は随分改善しました。
パソコンの高性能化、低価格化も進み自宅で学習できる環境は揃っていますので、個人的には4年制美術系大学で基礎を重視されるほうが良いと思います。
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このような方におすすめ CGクリエイターというか、社会人、特にコンピューターを使うコンテンツ業界にとっては当たり前の事も多く書かれています。学生さん、又は指導される立場にある人の教本利用限定でお勧めです。 |
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このような方におすすめ ストラス・フォー / TEXHNOLYZE / LAST EXILE / 神魂合体ゴーダンナー!! / イノセンス / SDガンダムフォース などのアニメーション制作において、3DCG がどのように利用されているのか、現場のクリエイターの生の声で書かれています。3DCG 映像制作に関心のある方は必見です。 |