とにかくプログラムが軽いです。実際のファイルサイズを見ても分かりますが、「このサイズでここまで出来るのか」という点に先ず驚ろかされます。
■Blender インターフェイスに関する和訳ドキュメント
参照 => インターフェイスを理解する
他の3Dグラフィックソフトと同様に OpenGL のアクセラレーターボードは必須となります。ATI 系(特にRADEON 9000系のチップボードとは相性が悪いようです。 OpenGL アクセラレーターボードがあれば、他の3Dグラフィックソフトと比較しても非常に軽快に動作するインターフェイスを備えています。
関連 => ビデオカードの選び方 ~ ゲーム用途 と 3DCG制作用途
関連 => Blender (ブレンダー) ~概要:主な機能
画面分割が自由に行える非常に優れたインターフェイスを持っています。全インターフェイスのスクロール、ズームはビューポートと共通しており非常に扱い易いです。(XSI のような感じです。)また、上記画面右上の Outliner はパラメーターにすばやくアクセスする事ができます。その下は、SOFTIMAGE ではお馴染みのスケマティックビューで、複雑なシーンを視覚的に編集する事が出来ます。また、LightWave 3D のモデラーのように扱いやすいレイヤ機能を持っています。
これだけでもエントリークラスの製品を完全に凌駕しています。ホントに凄いです。
他の3Dグラフィックソフトの経験がある方は、最初、基本的なビュー操作に戸惑う事になると思います。ですが 3DCG経験者であれば、小一時間弄くれば直に理解できます。
逆に初めて3DCGに取り組まれる方は、先入観がなくて良いかもしれません。その場合、JBDP で公開されいる和訳ドキュメント 『 インターフェイスを理解する 』 に目を通しましょう。
ドキュメントにも、「慣れれば生産性の高さに気が付く筈」とありますが、そのとおりで随所に生産性を高めるための配慮が見られ、これからもインターフェイスの改良が続いていくと思います。これもコミュニティベース開発のメリットだと思います。
モニタ解像度に合わせて自動的にパレットメニュー文字も大きさが変わるのもいい感じです。難しい事を考えずにアニメーションプレービューの負荷を減らすといった使い方も出来そうです。