Blender に関する書籍は、何冊か出版されていますが、Blender の開発ペースは一般的な 3Dグラフィックソフトに比べ非常に早く、また機能も大幅に変更される事もあり書籍は直に古くなります。
Blender はオープンソースであるため、ドキュメントも当然オープンで公開されています。Blender の習得は ここからスタートする事になります。ドキュメント自体、Blender 初心者に対しても理解のし易い構成となっています。Blender ドキュメントの和訳プロジェクトは以下を参照して下さい。
JBDP => Blender ドキュメント 和訳プロジェクト
Blender.jp => Blender の最新情報を日本語で提供
Blender は、ミドルクラス以上の3Dグラフィックソフトに匹敵する機能を持っています。そのため、3DCG 自体、初めての方にとって敷居の高いソフトだと思います。
このサイトでは、3DCG 初心者の場合、敷居の高い3Dグラフィックソフトは推奨していませんが、Blender に関しては無料で使用できますので、リスクが全くありません。先ずはチャレンジされてみる事をおすすめします。
その場合、『 3DCG 制作プロセス(工程)と習得のポイント 』 で説明している基本的なプロセスをある程度理解してからでないと Blender ドキュメントを理解するのも難しいと思います。
3DCGに初挑戦される方は、ソフトウェアの習得はもちろん大切な事ですが、以下で紹介する三次元コンピュータグラフィックスに関する知識が漠然とあるだけでも考え方は変わります。つまり、理屈から入れと。作品を作る上でも自然と理論的に考える力が身に付くからです。昔の人は良い事をいいました。急がば回れ。
三次元コンピュータ グラフィックスの世界には、どのような理論、プロセスが存在しているのか、また、人間が行う事とコンピュータが行う事の境目を知ることはとても大切な事だと思います。 この書籍は米国で映像制作に携わる方の視点でかかれており、3DCGの概念から、映像制作までのプロセスまでが紹介されています。 |