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Blender (ブレンダー) 概要:主な機能と情報

このページで示す機能は、Blender が有する全ての機能ではありません。3Dグラフィックソフト比較検討用の材料として、3Dソフトを選ぶ上であった方が良いと思われる機能を初心者に代わってピックアップしています。

ご注意
表の 『 3Dソフトとして欲しい機能 』 のリンク先は、初心者のための一般的な用語解説です。Blender 全ての機能を示すものではありませんので注意して下さい。Blender の機能については、下記URLで日本語訳ドキュメントが公開されています。

参照 => JBDP (Blender 日本語ドキュメントプロジェクト)

Blender の入手先
http://www.blender3d.org/cms/Blender.31.0.html

Blender がサポートするプラットフォーム・ハードウェア環境

下記プラットフォーム以外に Solaris / Irix / FreeBSD もサポートしています。クロスプラットフォーム環境での制作が可能です。

プラットフォーム (PC/AT 互換機

OS → 98/ME 2000/XP XP 64bit Linux
i386
Linux
x86_64
3Dソフト 16 bit OS 32 bit OS 64 bit OS 32 bit OS 32 bit OS
Blender 2.37

プラットフォーム (アップルコンピュータ

プラットフォーム → Mac OS 9 OS-X OS-X Tiger Linux-PPC
3Dソフト 16 bit OS 32 bit OS 64 bit OS 32 bit OS
Blender 2.37

API / グラフィックボード (Windows).

現在の所、ATI RADEON 系では動作が不安定で nVIDIA 系チップの3Dアクセラレーターを搭載したビデオカードが推奨されています。 ATIに関しては原因究明プロジェクトも発足しているようで時間の問題かと思われますが。

3Dソフト 3D-API nVIDIA 社チップ ATI 社チップ
Direct3D OpenGL iconGeForce iconQuadro iconRADEON iconFireGL
Blender 2.37 × ×

Blender ビデオカードの相性

関連 => ビデオカードの選び方 ~ ゲーム用途 と 3DCG制作用途
関連 => 3Dグラフィックソフト推奨3Dアクセラレータチップ

Blender がサポートするモデリング手法について

Blender はサブディビジョン系ポリゴンモデリングがメインとなります。『 サーフェイス作成機能について 』 で説明している基本的な機能を持ちます。

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
パッチポリゴン系
スプライン ※1
メタ系(メタボールetc)
ブーリアン

※1 NURBSサーフェイスも扱えますが、基本的なプリミティブ形状のみで出来る事が限られます。カーブはベジエNURBSをサポート。

レンダリング(計算)関連

Blender は基本的にスキャンライン ベースのレンダラーですが、部分的(マテリアル)にレイトレーシング指定を行います。反射、屈折の表現も可能です。

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
スキャンライン ※1
レイトレーシング ※2
ラジオシティ法 ※3
フォトンマップ(コースティクス) ※4
TOONレンダリング
モーションブラー
被写界深度
マルチプロセッサ ※5
ネットワークレンダリング ※6

※1 ベースはスキャンライン レンダリングエンジンです。
※2 部分的にレイトレースを指定する選択式レイトレースを採用
※3 AO (Amient Occlusion) グローバル イルミネーション
※4 フリーレンダラ YafRay で可能 (外部レンダラとして)
※5 YafRayver 0.0.8 では利用可能 (外部レンダラとして)
※6 Piovra Project の Piovra ネットワークレンダリングマネージャーで対応

BlackMage氏による実験的な分散レイトレース 機能拡張

ライト関連機能(種別と影の処理など)

基本的に絵作りを行うのに必要なライトを持っています。

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
シャドーマップ
レイトレーシング ソフトシャドー
ボリュームライト
IBL
テクスチャーベイク ※1
エフェクト(レンズフレアetc)

※1 ラジオシティレンダリング結果(ライト・テクスチャ)を頂点に焼き付け

マテリアル・テクスチャ関連

一般的な3Dグラフィックソフトが持つ機能は一通り持っています。また、Ramp シェーダーも備えているので本格的なイメージ制作にも対応できます。

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
UVマッピング
法線マップ(ノーマルマップ)
ディスプレイスメントマップ(変異マップ)
シェーダー拡張

シェーダープラグインやスクリプト関連の情報入手先は、ページ右メニューの 『 Blender に関する情報 』 で紹介しています。

参照 => 法線(ノーマル)マップ と 変異(ディスプレイスメント)マップ

入出力関連

I/O プラグイン、又はPython スクリプトで対応します。プラグインのリンク先がない I/O は、Blender 2.37 で標準で追加されています。

ご注意
Blender 全ての機能を示している訳ではありません。3D初心者のための比較検討用として欲しいと思われる機能だけを独断でピックアップしています。

シェーダープラグインやスクリプト関連の情報入手先は、ページ右メニューの 『 Blender に関する情報 』 で紹介しています。

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
形状データのやり取り
DXF IN/OUT
OBJ IN/OUT
3DS IN (3ds import that handles UV
FBX
Web 3Dフォーマット
VET (ViewPoint)
Shockwave 3D プロジェクトはあるようです
VRML 2.0 (形状) OUT
X3D (形状) OUT
We / グラフィック / イメージ
Adobe Illustrator IN
EPSF
Flash (SWF) OUT (Sflender V2.6 Beta
HDR (イメージ) ※1
OpenEXR ※2 次期バージョン 2.4でサポート
アニメーション関連
BVH (モーションデータ IN
BVA (モーションデータ
PVS (モーションデータ
ASF (モーションデータ
AMC (モーションデータ
QuickTime (ムービー) ※3 OUT
AVI (ムービー) OUT

※1 HDRI を使用したIBLは 外部レンダラ YafRayで可能
参照 => Blender のイメージベースドライティングについて
※2 OpenEXR は ILM が提唱している HDRI 同等の扱い易いイメージフォーマット
※3 Linux 版は次期バージョン2.4で対応

優れたプラグイン、スクリプトが豊富に公開されています。

オープンソースであるため多くの有志が様々なスクリプト、プラグインを開発しています。対応可能なスクリプト、プラグインが配布されているかもしれません。

拡張性 モジュールインターフェイス

スクリプトによる拡張性、プラグインモジュールインターフェイスは備えています。

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
Plug-Inモジュール
スクリプト(処理の自動化)
エクスプレッション

アニメーション関連

ハイエンド3Dグラフィックソフトにしか搭載されないような機能を備えています。下記表以外にも髪の毛や、もう直リリースされる Blender 2.4 では Fluid dynamics (流体力学)もサポートされるようです。

次期バージョン 2.4 で搭載される機能
Fluid dynamics (流体力学)まで搭載されるようです。Maya 7 Unlimited などのハイエンド3Dソフトしか標準搭載されない機能です。デモムービー

3Dソフトとして欲しい機能 Blender 2.37
スケルトン(Bone+スキニング)
IK(インバースキネマティクス)
パーティクル
ダイナミクス(物理計算)
ソフトボディ (布などの表現)
リジッドボディ (硬質系)

参照 => Blender.jp - Blender関連文書-Blender2.4 インバースキネマティクス
参照 => JBDP - ボーンとスキニング


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