モーションキャプチャーシステムや、他のモーションデータを取り込んで使用したい場合は、それぞれの 3D グラフィックソフトが互いにモーションファイルフォーマットに対応している必要があります。
特にキャラクターアニメーションなどのスケルトン(階層構造)を持つアニメーション制作を考えている方の場合、これらのサポート状況を確認しておく必要があります。
モーション キャプチャー システムとは
人間の動作をキャプチャーし、3D グラフィックソフトにおける人間、動物などのアニメーション制作の自動化を行うためにシステム(ハードウェア)です。リアルなアニメーションをキーフレーム打ち込みで作成するのは大変ですが、実際の動きそのものを3D グラフィックソフトに反映させる事が可能になります。
よく利用されているモーションファイルフォーマットには以下があります。
このようなモーションファイルは、素材集として販売されているものやフリーで配布されているものもあります。
モーションキャプチャーシステムは、大掛かりな設備が必要で5年ほど前は最低でも 2,000万円以上しました。PV STUDIO Character は30万円を切る普及タイプのモーションキャプチャーシステムで、このPV STUDIOのモーションデータ PVS をサポートする 3D グラフィックソフトも多く存在します。
PV STUDIO Character 販売価格はズーコム株式会社が最安値です。
民生カメラ(USBカメラetc別途必要、2台まで)を利用する事で大掛かりなスタジオを必要としない低価格・省スペース・普及型のモーションキャプチャーシステムです。 制作時間のかかるキャラクターアニメーション制作の大幅な作業効率改善が実現します。 このシステムで取り込んだモーションデータ(PVS)を3D グラフィックソフトで活用するには、PVS/BVH モーション フォーマットをサポートしている必要があります。 |
PV STUDIO 3D 販売価格はズーコム株式会社が最安値です。
キャプチャーシステムに、モーション編集ソフトウェアをセットにした製品です。モーションキャプチャー時に発生するノイズや編集など高度な編集が可能になっています。 このシステムで取り込んだモーションデータ(PVS)を3D グラフィックソフトで活用するには、PVS/BVH モーション フォーマットをサポートしている必要があります。 |
for Windows for OS-X 表示されない場合はリロードしてください |
このような方におすすめ アニメーションに対応しており、BVH出力も可能です。BVHフォーマットに対応している3D グラフィックソフトであれば、POSERで作成したモーションデータを取り込んで活用する事も出来ます。 POSERは、このサイトで紹介している3D グラフィックソフトの中でも人物(フィギュア)に限定した特殊な製品です。POSER開発元の今後、Shade との連携を更に強化すると明言しています。 |
参照 => アニメーション(モーション)設定 ~ 3DCGの制作工程
参照 => その他のモーション定義 ~ 3DCGの制作工程