既に生産、販売が終了しているメインで使用してきた手に馴染んだ2台目の G3 マウスが不調のため、3DCG制作を主な使用目的としたマウスを探す事になりました。
随分前にマウスをテーマに記事を書きましたが、3DCG制作者にとって、マウス選びは頭痛の種です。
かれこれ15年ぐらい言い続けているような気がします… 3DCG制作に限らず、CADなど歴史のある三次元情報を扱うアプリケーションにおいては共通する悩みです。
例えば、今年、長きにわたる歴史に終止符を打つことになった SOFTIMAGE XSI などは、当初から3つボタンを前提としたインターフェイスを提供しており、3つボタンマウスの絶滅は深刻な問題でした。
懐かしい記事ですが、http://j.mp/1sWmN0X
3DCG制作や、CAD分野において、中ボタンの存在は、生産性に直結する極めて重要なボタンといっても過言ではありません。
昨今の3DCG、CADソフトウェアのインターフェイスにおけるホイール機構の位置付けも重要ではありますが、中ボタンに関するこの分野における重要性は、2014年の今現在にいたるまで変わりません。
個人的には、ここがマウス難民となる最大の要因となっていますし、実際にその様に感じている方は多いはずです。
以前にも、お話しした記憶がありますが、同じグラフィックスの分野でも、3DCG などの分野のソフトウェアにおける作業の大半は、常に立体(三次元)情報に接しています。それも、平面(二次元)であるディスプレイを通してです。
歴史のある3DCGソフトウェアの多くは、左右のボタンだけでなく、3つ目の中央ボタンを活用したインターフェイスを提供してきた歴史があります。
これは、画像処理分野、Photoshop など二次元グラフィックスとは異なり、三次元データは扱う情報量が多いことに由来すると考えてさしさえありません。
先に触れた Softimage などは、X軸、Y軸、Z軸にそれぞれ3つのボタンが割り当てられており、まさに3つボタンマウスを前提としたインターフェイス設計になっていました。ライバルである MAYAも然りです。
以前に記事を書いたときは、まだ大御所のロジテックはUSBの3つボタンマウスを販売していましたが、2014年現在、国内では3つボタンは市場に流通しておらず、店舗で見かけることはまずありません。
アマゾンのコメントからも、この分野の仕事においてマウスで悩んでいる方が多い事が伺えます。
HPが販売する3つボタンマウスです。3つボタンマウスは、今となってはレガシーデバイスであるPS/2接続の時代に多く生産されたマウスで、USBやレーザーであることにすらありがたさを感じてしまいます…
確かに需要は少ないのかも知れませんが、なにか、事情を知った上で、足元を見たようなショップの価格設定にどん引きです。
6,400円って、、いくらなんでもぼったくりでしょ。純粋な三つボタンマウスです。2000円台で販売しているショップもあるのでご注意下さい。
以前からとても気になっているマウスです。このマウスの特徴はホイールではなく、ホイールは前後のレバー操作となっている点です。
ちょうどIBMお得意の前後に限定したポインティングデバイスのようです。
レバーを倒す1アクションのみなので、ころころ指を動かすホイールに比べると指への負担がかなり軽減されるのかも知れません。
私は使った事がないので、ここであまり詳しいことは書けませんが、アマゾンのコメントを見ると3DCG制作で利用されている方も多いようです。特にこちらの方のコメントがとても参考になります。
中ボタンを重視する方は、十分検討に値するマウスだと思います。
IBMのThinkpad 等に採用されているポインティングデバイスは、あれはあれで慣れると手放し難く、それを第一の理由に IBMのノートパソコンを選ぶ方がいるぐらいです。慣れがポイントかと思われます。
このマウス、一件、見た目は3つボタンマウスなんですが、中央のボタンがタッチセンサーになっており、前後にこするとホイールの役割を果たします。
これは!と思って購入したのですが、中ボタンに割り当てることは出来たものの、ホイールの代わりのセンサーも、反応が鈍く、リニアな反応は返ってこないしホイールとしても使い難いうえ、中ボタンが硬すぎて、中指がつりそうになります。
その上、薄くて万人の手にフィットしないわ、ドライバも酷くて、中ボタンも奥と手間で二つ割り当てが可能なのに、キーは一切バインドできないし、
どうでも良いようなWindowsキーとか、割り当てられるものがほとんど無く、とても3つボタンマウスの代わりになるような代物ではありませんでした。
出たばかりで 3,500円ほどしたと思いますが、普通のマウスとしても利用価値が見いだせず、中途半端なタッチセンサーがついた、ただ高いだけの、単なるおもちゃでした。しかも、早々に生産を終了しているようです。
引き続き、現在市場に広く流通しているホイールマウスについて、3DCG制作やCAD分野においての活用を考察します。