最近はエレコムのマウスも充実しています。アプリケーション毎にボタンの割り当てを変えられるソフトウェアもあるので、十分、検討の余地はあると思います。
G300を確認するついでに、展示品を色々手にしてみましたが、手にフィットする感覚はエレコムマウスの方がデザイン的に上かも知れません。チルト機構を持たないホイールクリックの使いやすそうなマウスもありました。
また、L、M、S と明確にサイズ分けがされており、M サイズが昔からある一般的なサイズで、S サイズは携帯性に優れたノートパソコンで使用するタイプに多いサイズと分かり易いです。(ロジクールにはそういうカテゴリがない)
自分的にはハードウェアの耐久性に対する実績が未知数で、ロジテックに比べると歴史が浅いは、どうしても二の次になってしまうのですが、明らかにロジクールよりも優れている点があります。
ロジクールのマウスは、昔から機種毎に割り当てられる機能を意図的に制限したりする事で差別化を図る、つまり、ソフトウェアでハードウェアの機能に縛りをかける、というイヤラシイ商売をしていますが、
エレコムのマウスツールマウスアシスタントは、見る限り、その様な差別化はしていないようです。
ロジクールの拡張ボタンを持つゲーミング以外のマウスでは、機種毎に、ボタンに割り当てられる機能に差があり、例えば、あるマウスではキーバインドが可能なのに、あるマウスの拡張ボタンでは出来ないなど、
拡張ボタンにどんな機能が割り当てられるかは、購入してからのお楽しみ、みたいな事をロジテック(ロジクール)は平気でやっています。これは昔からです。
各拡張ボタンに詳細な割り当てを可能にしているのは、ゲーミングマウスにカテゴライズして販売しているマウスに限られます。(機種によってはゲーミングマウスにカテゴライズされていても、G3のように出来ないマウスもある。)
この点、エレコムマウスでは、自分の手に馴染むマウスがあれば、サードパーティーのツールを使って無理くり動かすといった、余計な苦労をしなくて済みそうです。
3DCG制作におけるマウス選びのポイントとして、★ここで挙げた条件に該当するエレコムマウスをピックアップしました。エレコムマウスのボタンのカウントは
となっており、デフォルトでポインタの速度切り替えが割り当てられているホイール手前のボタンは、ボタン数にカウントされていません。おなじ5つボタンとされるマウスでも、ポインタ速度切り替えボタンがあるものと無いものがあるので注意が必要です。これは先に説明したとおりです。
標準的なサイズのマウスで、チルト機構がなく、ホイールクリックを誤操作無く中ボタンの代用として活用出来そうです。
また、マウスアシスタントの対象マウスとなっており、5つのボタン全てに割り当て可能です。
家電量販店にサンプル展示はなく、直接触っての確認は出来ませんでしたが、パッケージの上からは、標準的なサイズで長時間使用する作業用マウスに適したデザインであることは確認。
ホイール、クリックの感触、サイドの親指で操作するボタンの配置、操作感、ホイール手前の解像度切替えスイッチなどは実機で確認出来ず。
ワイヤレスですが、実売価格が1,300円台と安いため、一つ試し買いして拡張ボタンが実用的であればまとめ買いを検討する事に。
上記 M-BL21DB のクリック音のを抑えた静穏タイプで、若干高めの価格設定になっています。展示が無く確認出来ず。
クリック感はハッキリあるそうなので気になります。
チルト機構を持たないマウスで、3つボタンマウスの代用となり得るマウスです。親指で操作する拡張ボタンが二つあります。
ただし、ポインタ速度を切り替えるボタンはありません。Bluetooth 4.0 の省エネ、青色LEDの高精度が売りのマウスです。
拡張ボタンの位置が実用的であれば、十分、検討の候補に入るタイプのマウスではないかと思います。