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ハードウェア導入ガイドWindows OS の選び方1.ハード構成により異なるOS
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CPU構成により異なる Windows OS と選び方について

ハードウェア構成により異なる Windows OS の選び方

このページでは 3DCG ワークステーションを自作するにあたって必要となる Windows OS について説明します。 3DCGワークステーションに限らず、1台のパソコンに付き OS を購入する必要があります。

ハードウェア構成によって異なるOS

2007年 11月 現在、3DCG ワークステーションの自作を想定した場合、Windows OS の選択肢は 3つ あります。どの Windows が適しているかはハードウェア構成や目的によって異なります。目的にあった OS を選ぶ上で必要な事柄を紹介します。

マルチコアCPU
構成
CPU
ソケット数
該当する
CPU
利用可能なOS
ワークステーション構成
2Core CPU
1個
Core 2
AthlonX2
Windows XP Professional 64bit版
Windows XP Professional 32bit版
Windows XP Home Edtion
レンダリングサーバ構成
2Core CPU2Core CPU
2個
Xeon
Opteron
Quad-FX
Windows XP Professional 64bit版
Windows XP Professional 32bit版
×
Windows XP Home Edtion

4個以上の CPU は Windows Serve 2000/2003 が必要となります。ワークステーション用途としては不適格ですのでここでは除外しています。また、Windows VISTA も現状では 3DCG 制作において問題が多く対象外としています。

CPU の数(ハード)によって異なる Windows OS .

ご存知のように 3DCG 制作においてレンダリング(計算)速度は生産性に大きく影響します。レンダリングは最後の計算だけでなく、確認の度に繰り返し実行するからです。

3DCG レンダリングの速度を向上させるために、古くから並列計算というアプローチが存在します。このような物理的にCPUの数を増やすマルチCPU環境を実現するには、専用のハードウェアと、複数の CPU に対応した OS (Windows) が必要となります。

主な用途 Windos OS 32bit 64bit 対応CPU数
サーバー
向け
Windows Server 2003
1~8 / 1~16 / 1~32
ライセンス形態による
(NTテクノロジOS)
Windows Server 2000
ビジネス
向け
VISTA Business
1~2
(NTテクノロジOS)
XP Professional x64
XP Professional
Windows 2000
Windows NT4
一般家庭
向け
VISTA Ultimate
※サポートフェーズ変更

両方提供されるのは
パッケージ版のみ
VISTA Home Premium
1
(NTテクノロジOS)
VISTA Home Basic
XP HomeEdition
Windows 98 (SE/ME)
仮想
32bit
1
なんちゃってマルチタスク
テクノロジOS
(1コアしか認識しない)
Windows 95

VISTA Ultimate は こちらによれば家庭向け OS と位置付けられています。ビジネス向けと思っていたのですが。サポートは5年となっています。 また、Windows 2000 はマルチコアCPUには対応しておらず、4コアCPUの場合、2コアまでしか認識しません。

搭載するメモリにより異なる選択肢

16bit OS は 512MB、32bit OS は 3GB と OS によって搭載可能な物理メモリのサイズは異なります。特に グラフィックス分野の中でも 3DCG ソフトウェアは桁違いに多くのメモリを必要とします。

中でもVISTAはもっとも低いグレードの VISTA Home Basic でさえ、OS だけに 1GB のシステムメモリを必要とします。3DCG アプリケーションに割り当て可能なメモリも圧迫されるため、更にメモリを増設するとなると64bit OSへの移行が必要となります。

また、64bit OS を動かすには、64bit CPU が必要となるため、該当しない CPU(IA-32) の場合、ハードウェアの刷新が必要となります。このように、3DCG 制作の内容やハードウェア構成によっては、必要となる Windows OS は異なります。

Windows のラインナップ構成について .

マイクロソフトの OS 、Windows には大きく3つのラインナップに分類され、共通するポイントを挙げると以下のようになります。Windows XP (VISTA含む) 移行に共通する構成です。

  • サーバー向けOS .
    • サーバー用途では多くのタスクを効率よく処理する必要があるため、ライセンス形態により、2~32 個のCPU に対応しています。様々なサーバープログラムが組み込まれており、一般の方には縁のないOSです。
    • 3DCG制作においては、4CPU構成以上のレンダリング・サーバーを構築する場合に必要ですが、IISなどのサーバーアプリケーションも強制的にインストールされます。ワークステーションには適さないOSです。
  • ビジネス向けOS .
  • 家庭用OS .
    • 1個までのCPUに対応しています。 Windows 98 SE/ME までの家庭用OS (サポートは既に終了)は、マルチコアCPU であっても1コアしか認識しません。
    • 良くネットで Windwos XP が最強OS という方がいますが、これは家庭用OSとしては初の NTテクノロジOS であり、落ちない、安定している事に起因します。中身は最強ではありません。NTテクノロジである XP Home Edition の場合、マルチコアCPU に対応出来ます。
    • メインストリームサポート (5年)のみ適用されます。

どの OS (Windows) を選ぶかは、CPUやメモリなどのハードウェア構成、3DCG 制作の内容によって最適な選択肢は変わってきます。次のページからは 3DCG 制作に適したそれぞれの Windows をハードウェア、制作目的も踏まえて導入前に抑えて置きたいポイントについて具体的に説明していきます。



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