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ホイール機構を持つマウス / 3DCG制作とゲーミングマウス

2014年現在も、左右のボタンと、その中央にホイール機構が配置されたデザインのマウスが主流となっています。

これらのマウスは、ホイールを下に押し込むことで、3つ目のボタンとして機能します。つまり、中クリックの動作がデフォルトで割り当てられています。

中央に配置されたホイールクリックはドライバが無くても中央クリックとして動くように作られている

ホイールクリックは3つ目のボタンと数え、マイクロソフトや、ロジクール、エレコムなどは、この様な標準的なホイールマウスを 3つボタンマウスとしてカテゴライズしています。

前のページで説明したとおり、3DCG制作や CAD関連など奥行きのある3次元情報(立体データ)を扱うアプリケーションにおいて、中央ボタンは非常に重要な役割を持っています。

つまりは、3つボタンマウスが入手困難な現在、あるいは、ホイールも使いたいユーザーにとっては、ホイールクリックの扱いやすさが非常に重要なポイントになるわけです。これこそが長年のマウス難民の元凶となります。

ホイールよりも、3つ目のボタン、中央クリックの操作性を最優先すべきであれば、前のページで説明した3つボタンマウスを選択する事になりますが、最近の 3DCGソフトウェアにおいては、ホイール機構があると便利で、生産性が向上するケースがあるのも確かです。

中央クリックの操作性をやや犠牲にしてでも、ホイールを持つマウスを選択する方も多く(私もその1人ですが)その場合、長時間、作業しても疲れない持ちやすさに加え、★★★ホイールクリックの扱いやすさが重要なマウス選びのポイントになります。

うんちく:現在、スマートフォンなどタブレット端末で世界を席巻するアップルコンピュータの Macintoshと、Windows 等が動作するPC/AT互換機とでは、マウスのデザイン的な特徴に歴史的にみても明確な差があります。シンプル イズ ベストの Macintosh に対して、そもそもマウスを使った GUIコンピューティング自体を否定したマイクロソフトのその後は、ホイール機構に代表されるように、積極的に入力デバイスとして開発に注力してきた歴史があります。その結果、アップルはシンプルマウス。PC/AT互換機はこてこてのボタンだらけのマウス。というイメージがすっかり定着しています。あくまで「メーカー純正」と言う意味においてですが。

最大の問題はチルト機構

ホイールマウスの中ボタンの操作性において問題となるのがチルト機構の存在です。チルト機構とは前後に回転するホイールに、左右の首振り機構を追加したもので、チルトホイールと呼ばれます。

この左右の首振り機構は、確かにエクセルなどの表計算ツールやインターネットのブラウジングなど、左右、戻る、進むなどの操作においては直感的で、手放せなくなるほど非常に便利な仕組みです。

しかし、ホイールそのものを押し込むことで確定するホイールクリックの際に、左右のチルト機構が反応してしまい、頻繁に中ボタンを使用する分野のアプリケーションでは、使い物にならないレベルにまで生産性が低下します。

そのため、3DCG制作や CAD などの3次元情報を扱うアプリケーションでホイールマウスを使う場合は、チルト機構を持たないホイールマウスが絶対条件になりますが、標準的なマウスのほとんどでチルト機構が採用されてしまい、仕事で使えるマウスの選択肢が非常に限られる状況が続いていました。

また、3つボタンマウスも絶滅状態で、まさにマウス難民状態。過去にもマウスに関する記事を書きましたが、その時に書いたのがこの過去記事で、その時にも紹介した G3 マウスを未だに現役で使用しています。

既に2台目。買い置き2台目でもう手持ちがない状況。で、また今回、こんな記事を書いてるわけです。( TДT)

チルト機構がうっとうしいのはゲームユーザーも同じだった?

そんなこんなで、★★★こちらで紹介した3つボタンマウスではなく、作業用途に適したホイールマウスを物色する場合、先ずはチルト機構を持たないマウスから探す必要があります。そこで目を付けるのがゲーム用のマウスです。

過去に紹介したG3マウスもゲーミングマウスにカテゴライズされるロジクールのマウスです。

ゲーミングマウスと呼ばれるマウスは、主にFPSゲームユーザーをターゲットにしており、精度というか、正確な操作が求められるようで、誤操作を防ぐ理由かは分かりませんが、多くはチルト機構がありません。

マイクロソフトはゲーム分野のハードウェアから撤退しているので、現状ではロジクールの独壇場となっています。

また、マウスの使い方も、相当ハードな使われ方をするので、回転、押し込み、左右、といった複雑な機構を持つチルトホイールは、ゲーム用途では耐久性の面で問題があると考えられるため、チルト機構を採用するマウスが少ないのだろう、とも考えられます。

もう一つ、うれしい共通点

ゲーミングマウスにおけるCG制作者にとってうれしい共通点に、アプリケーション毎にボタンにショートカットやマクロ機能を割り当てられるカスタマイズ性が上げられます。

ロジクール ゲームソフトウェア

自分はゲーム開発に関する仕事はしても、ゲームをやる時間が勿体なくしない人間なので、よく分りませんが、対戦相手に勝つために、操作を自動化したりするため、ゲーマーにはこれらの機能が必要なようです。

簡単に説明すると、ショートカットを特定のボタンにバインドしたり、繰り返しの作業をマクロ化して処理を自動化したり等も可能で、ゲームの腕前を器械で補おうというものです。

これをゲームではなく、3DCGやCAD分野のアプリケーションで使用することで、作業の生産性を飛躍的に向上する事が出来るわけです。

この記事は Windows で動作するアプリケーションの視点で書いています。OS-X や Linux にも同様のドライバ、マウス制御用のユーティリティが提供されているのであれば、同じ事が言えます。

また、マウスは消耗品で、長い間使用しているとボタンはチャタリングをおこしたりしますが、(これで2台あった買い置きの3つボタンマウスが全てダメになった) ゲームにおけるハードな用途では、更に高い耐久性が求められるため、構造的に頑強であろうこともメリットとしてカウントできると思います。

こうしてみると、PC業界、特にハードウェアの世界は、ゲームユーザーが牽引していることを改めて感じます。

引き続き、このようなゲーミングマウスに搭載される拡張ボタンと、機能面での特徴について見ていきます。



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