CINEMA4D(シネマ フォーディー) 追加モジュールについて
提供されるモジュールに付いて
CINEMA4D R9.5 を "素うどん" とするなら、好みに応じた具をトッピングする必要があります。以下の具材(モジュール)が用意されています。
- Advanced Render 標準価格: 72,000円.
- (アーキテクチャ / XL / スタジオ にバンドル)
フォトリアルレンダリングに必要な機能を R9.5 に追加します。建築分野においては欲しい機能です。しかし、ベースのR9.5でもライティングに自身がある人であれば、レイトレースで質の高いイメージは作成出来ます。- ラジオシティ / フォトンマップ(コースティクス表現)
- イメージベースドライティング (HDRIの使用)
- 写界深度サポート(DOF)
- 低解像度ポリゴンによる高速・高品位ディスプレイスメントマップ
- ロウソクなどの半透明シェーダー
- MOCCA2
標準価格: 60,000円.
- ( XL / スタジオ にバンドル)
IK/Boneなどキャラクター関連のアニメーションを拡張するモジュールです。- クロス(布)シミュレーター(物理計算高速です!)
- 自動着付け機能(服をサーフェイスオブジェクトに簡単に着せる機能)
- boneに割当てるウエイトペイント(LW3DのVertexPaintのような機能)
- ハードIK 通常のIKとは異なる、硬い動きのアルゴリズムを持ったIK
- 異なるIKポーズの間を補完してアニメートする機能
- フェイシャルアニメーションのためのモーフィング機能
- 異なるモーションをブレンドする機能。
- Thinking Particles
標準価格: 50,000円.
- ( XL / スタジオ にバンドル)
R9にパーティクル機能を拡張するモジュールです。エミッター、衝突判定など一般的なパーティクルエンジンとパーティクルオブジェクト同士の干渉機能をサポートします。これはMayaのパーティクルでは出来ないことです。
- PyroCluster
標準価格: 50,000円.
- ( XL / スタジオ にバンドル)
炎、煙、塵、雲などボリュームシェーディングで生成します。LightWave3Dが標準で搭載するHyperBoxelと同様の機能です。パーティクルに適用する事が可能でボリュームシェーディングであるため、雲の中を突き抜けるようなアニメーションを作成できるようになります。
- Dynamics
標準価格: 55,000円.
- ( スタジオ にバンドル)
ダイナミクス機能を拡張するためのモジュールです。リジッドボディー(衝突する側)とソフトボディー(衝突される側)の設定が行えるようになります。ボーリングの球がピンをすっ飛ばすモーションが物理計算により作成できます。
- BodyPaint 3D
標準価格: 72,000円.
- ( スタジオ にバンドル)
サーフェイスオブジェクトに直接テクスチャーをペイントするための独立したアプリケーションです。リアルタイムレイトレーシングにより確認しながらのペイントが行えます。OBJ, 3DS, QD3D, VRML 1/2, LWO/LWS, DXF などのフォーマットをサポートし、独立したアプリケーションとしても販売されており、R6 以降ではモジュールとして制御することが可能になっています。
- NET Render
標準価格: 55,000円.
- ( スタジオ / XL / エンジニアリング※ にバンドル )
TCP/IPベースでCINEMA4D のフレームネットワークレンダリング環境を構築するモジュールです。TCP/IPベースである事を生かし、ブラウザを使ってサーバ、クライアント間の管理が行えるため、ネットワークに関する知識がなくても簡単にネットワーク レンダリング環境を構築する事が出来ます。
※XL / エンジニアリングは3クライアントまでの制限つき
- Sketch and Toon
標準価格: 50,000円.
- (アーキテクチャ / スタジオ )
スケッチ風のレンダリングや、セルシェーダーをサポートします。C4Dのレンダリングプロセスとして取り込まれ、セルアニメについても木目細かな絵作りが行える高品質なトゥーンレンダリングが可能です。ホームページ上に工業デザインのラフスケッチ風のイメージがありますが、手で描いた方が明らかに早いです。 - しかし、3Dなら手書き風スケッチをアニメーションさせる事が出来るため、スケッチ(ノン・フォトリアル)からフォトリアルに変化する映像などアイデア次第で効果的なプレゼンテーションにも利用できます。
これらのモジュールをベースプログラムである CINEMA4D R9.5 に自分が必要とするモジュールを追加して機能拡張を行います。
モジュールを個別に購入すると割高になります。素うどん同様、きつねうどん、月見うどん、肉うどんにあたる、目的別 セットパッケージが 4 種類用意されています。ラインナップについては次のページで。