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被写界深度の設定 ~ Maya / Lightwave 3D

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このページではLightWave 3DMayaを例に具体的な被写界深度の設定例を見てみます。使用している 3Dソフトにどのようなパラメーターが用意されているか比較してみて下さい。これまで説明してきたように、現実世界におけるカメラレンズと 3DCG におけるカメラの違いを認識していれば設定に悩む事もなくなります。

テストに使用したシーンの概要

LightwaveとMayaのシーンは、オブジェクト・光源種・光源数・光源の強さ・スポットライトの角度と境界のぼかし・レイトレースシャドー・マテリアル(反射・カラー)は全て統一しています。(FBXを利用しました)

計算はレイトレーシング方式です。また、オブジェクトのスケールも統一しています。(焦点距離、絞り値をあわせる為) 手前から4つめの立方体に注目して下さい。

Maya にみる被写界深度

Maya の場合、従来から持っているSoftwareMentalRayの二種類のレンダラを持っています。被写界深度に関するアトリビュート(設定)は共通しますが、Software はイメージフィルタによる後付け処理、MentalRay は計算により被写界深度を求めます。

Maya Software レンダラの場合

被写界深度の設定を行うアトリビュートは、Software 、MentalRay 共に共通していますが、Software の場合は、ピクセルシェーダーによる後付け処理になります。

Maya Software レンダラの被写界深度■計算時間 : 9秒
■アンチ品質 :
 High Quality (プリセット)
■Focus Distance (焦点距離) :
 26 cm
■F Stop (開放F値) : 4.0

(クリックで拡大します)

正確さに欠けますが計算速度は早く、Lightwave の同方式の被写界深度に比べ品質が高いです。

Maya MentalRay レンダラの場合

設定は同じアトリビュートで行いますが、MentalRay の場合は計算により被写界深度を求めます。

Maya MentalRay レンダラの被写界深度■計算時間 : 198秒
■アンチ品質 :
 Production (プリセット)
  + Min Sample Level 2
■Focus Distance (焦点距離) :
 26 cm
■F Stop (開放F値) : 4.0

(クリックで拡大します)

アンチエイリアスの処理に多くの時間を費やしています。Min Sample Level 0 から 2 に引き上げていますが、これ以下では汚くて見れたものではありませんでした。このテストの中では最もボケ方が自然で品質が高いです。

Lightwave 3D にみる被写界深度

Lightwave は標準でカメラのプロパティで行う被写界深度とイメージフィルター(プラグイン)による被写界深度をサポートしています。

Lightwave 3D v9.0 (カメラ設定を使用)

カメラのプロパティで被写界深度の設定を行った場合、被写界深度は計算によって求められます。計算によって求める被写界深度はアンチエイリアスを高めに設定する必要があるのは Lightwave も共通しています。

Lightwave 3D v9.0 (カメラ設定を使用)■計算時間 : 19.7秒
■アンチ品質 : PLDパス 24
■Focus Distance (焦点距離) :
 260 mm
■F-Stop (開放F値) : 4.0

(クリックで拡大します)

計算により求めるためレンダリング時間を要します。アンチエイリアスは高めに設定。Lightwave はアンチエイリアス処理の遅さが欠点だったのですが随分改善されました。 (計算よりアンチエイリアス処理の方が時間がかかっており、とてもカメラの被写界深度は使える代物ではなかった)

被写界深度を深くとれば、映像制作においても実用レベルです。v9.3 日本語版が出たばかりですが、被写界深度の表現力に磨きが掛かっています。

Lightwave 3D v9.0 (DoF イメージ・フィルタ使用)

Lightwave 標準の 被写界深度イメージフィルタを使用した結果です。設定は イメージプロセッシングから Depth-Of-Field Blur を追加して行います。以下は Blur の強さはデフォルト 100%に設定した結果です。

Lightwave 3D v9.0 (DoF イメージ・フィルタ使用)■計算時間 : 6.4秒
■アンチ品質 : PLDパス 7
■Focus Distance (焦点距離) :
 260 mm
■F-Stop (開放F値) : 4.0

(クリックで拡大します)

レンダリング後に行うフィルタ処理であるため高速ですが破綻しており、Maya Software に比べると品質は劣ります。

映像制作にはちょっと恐くて使えないレベルですが、被写界深度を深くすることで回避できます。

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