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Maya 7 (マヤ) 概要:主な機能と情報

モデリング関連

  • MAYA ~ 概要:主な機能
  • SOFTIMAGE|XSI (マヤ) ~ 概要:主な機能
  • 3ds Max ~概要:主な機能

ご注意
このページで示す機能は、Maya 7 が有する全ての機能ではありません。3Dグラフィックソフト比較検討用の材料として、統合型3DCGソフトを選ぶ上であった方が良いと思われる機能を初心者に代わってピックアップしています。

表の 『 3Dソフトとして欲しい機能 』 のリンク先は、初心者のための一般的な用語解説です。Maya 7 全ての機能を示すものではありませんので注意して下さい。Maya 7の機能については以下で確認して下さい。

参照 => Maya 7 Complete の機能

Complete と Unlimited の違い
参照 => Maya 7 Unlimited のみに含まれる機能 

Maya は他のプロフェッショナルツール SOFTIMAGE|XSI や 3dsMax と違い、日本語環境は提供されていません。メニューは全て英語です。マニュアルのみが日本語です。

競合する3Dグラフィックソフト

Maya 7 Unlimited → SOFTIMAGE|XSI v.5.0 Advanced
Maya 7 Complete → SOFTIMAGE|XSI v.5.0 Essentials

Maya 7 がサポートするモデリング手法について

強力なNURBS モデラーを搭載しています。また、Maya 5 からサブディビ(サブディビジョン系)ポリゴンモデラをサポートし、現在では Complete にも標準で搭載されています。また、スムースプロキシと呼ばれるポリゴンモデリング機能を持ち、3種類のモデラーを搭載しています。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
パッチポリゴン系
スプライン
メタ系(メタボールetc)※1
ブーリアン

※1 Maya にはメタ系モデラはなく、パーティクルを使用した表現は可

Maya 7 が搭載するモデリング機能

レンダリング(計算)関連

Maya は標準で Maya Software / mental ray for Maya の 2種類のレンダラを持っています。何れもレイトレース方式のレンダリングが可能ですが、ラジオシティ系レンダリングは mental ray レンダラのみとなります。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
スキャンライン
レイトレーシング
ラジオシティ法 ※1
フォトンマップ(コースティクス)
TOONレンダリング
モーションブラー
被写界深度 ※2
マルチプロセッサ
ネットワークレンダリング※3

※1 メンタルレイ レンダラのみサポートします。
※2 Maya Software は、ピクセルシェーダーのみ(品質は高い)
※3 可能なのはメンタルレイのみで、ノードごとに別途ライセンスが必要

Maya 7 が搭載するモデリング機能

ライト関連機能(種別と影の処理など)

その名が示すと通り、美しいレンズフレアなどのエフェクト機能を持ちます。また、シャドーマップも高速です。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
シャドーマップ
レイトレーシング ソフトシャドー
ボリュームライト
IBL ※1
テクスチャーベイク ※2
エフェクト(レンズフレアetc)

※1 イメージベースドライティング(HDRI)は mental ray レンダラのみ
※2 ライトの計算結果をテクスチャとして焼き付ける機能(コスト削減化)

レイトレースシャドーのテクスチャ焼付け機能もあります。

マテリアル・テクスチャ関連

高度なマテリアルシェーダーを数多く搭載しています。Maya / XSI などのクラスの統合型3Dグラフィックソフトは、3DCG基本プロセスの中で最も違いを感じるところだと思います。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
UVマッピング
法線マップ(ノーマルマップ)
ディスプレイスメント(変異マップ)
シェーダー拡張

入出力関連

基本的な形状データのやり取りは、OBJ フォーマットを利用します。2004年末に 映像プロダクションで実績のあるキャラクターモーション専用ソフト MotionBuilder を持つ Kaydara社を買収し、Mayaとの連携を強化しています。また、SDK(開発環境) を無償提供するなど MotionBuilder が使用する FBX フォーマットの普及に積極的です。

注意 Maya 7 が有する全ての機能ではありません。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
形状データのやり取り
DXF IN/OUT IN/OUT
OBJ IN/OUT IN/OUT
3DS
FBX IN/OUT IN/OUT
Web 3Dフォーマット
VET (ViewPoint)※1
Shockwave 3D OUT OUT
VRML 2.0 (形状) OUT OUT
We / グラフィック / イメージ
Adobe PhotoShop IN IN
Adobe Illustrator※1 IN/OUT IN/OUT
EPSF
Flash (SWF) OUT OUT
HDR (イメージ) IN IN
OpenEXR ※2 IN IN
アニメーション関連
BVH (モーションデータ
BVA (モーションデータ
PVS (モーションデータ
ASF (モーションデータ
AMC (モーションデータ
QuickTime (ムービー) IN/OUT IN/OUT
AVI (ムービー)Windows版のみ IN/OUT IN/OUT

※1 EPS / Flash ベクトル形式のレンダリングをサポートします。(出力)また、Adobe Illustrator EPS データのインポート(入力)をサポートします。
※2 OpenEXR は ILM が提唱している HDRI 同等の扱い易いイメージフォーマット

Maya 6.5 対応フォーマット一覧

拡張性 モジュールインターフェイス

高度なエクスプレッション インターフェイスを持っており、ほとんどのパラメーターを連動し、複雑なアニメーションを自動化させる事が出来ます。また、高価ですがサードパーティからも様々な拡張プラグインが販売されています。フリーのシェーダーやスクリプトなどもネットから入手可能です。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
Plug-Inモジュール
スクリプト(処理の自動化)
エクスプレッション※1

※1 エクスプレッションとは関数式による自動アニメーション機能です。

アニメーション関連

強力で扱い易い スケルトン、IKシステムを持っています。またグラフエディタなどキーフレームモーションに関する操作性は秀逸です。ソフトボディ、リジッドボディーを使用したダイナミクス、シーンにインクルードされたパーティクルシステムも標準で搭載しています。

Unlimited には、ダイナミクスヘアーや強力なエフェクト機能、高度に布を表現するクロス機能が搭載されています。Unlimited との違いはここだけであり、個人制作者にとっては Complete だけで十分過ぎる機能を備えます。

ハリウッド映画やスタートレックなどのVFX 制作の現場で実績のあるソフトです。

3Dソフトとして欲しい機能 Complete Unlimited
スケルトン(Bone+スキニング)
IK(インバースキネマティクス)
パーティクル
ダイナミクス(物理計算)
ソフトボディ (布などの表現) ※1
リジッドボディ (硬質系)

※1 Unlimited には、更に高度な Cloth (布を表現する機能)が含まれます。 Complete では一般的なソフトボディ(パーティクル頂点割当)で表現する事が可能です。


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