ご注意
このページで示す機能は、アニメーションマスター が有する全ての機能ではありません。3Dグラフィックソフト比較検討用の材料として、統合型3DCGソフトを選ぶ上であった方が良いと思われる機能を初心者に代わってピックアップしています。
表の 『 3Dソフトとして欲しい機能 』 のリンク先は、初心者のための一般的な用語解説です。アニメーションマスター 全ての機能を示すものではありませんので注意して下さい。アニメーションマスター の機能については以下で確認して下さい。
参照 => アニメーションマスター機能紹介
アニメーションマスターはスプラインベース(カーディナル)のモデラーです。カーブの特性上、正確なモデリングには適しませんが、異なるオブジェクトの接続自由度の高いため、キャラクターアニメーション(スキニング)に適しています。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| パッチポリゴン系 | - |
| スプライン | ● |
| メタ系(メタボールetc) | - |
| ブーリアン | - |
エントリークラスの統合型3Dグラフィックソフトの中ではレイトレーシング、ラジオシティレンダリングの品質はやや劣ります。しかし、セル画調(Toon)レンダリングの品質には定評があり、セルアニメーション制作にアニメーションマスターを使用するクリエイターに人気があります。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| スキャンライン | - |
| レイトレーシング | ● |
| ラジオシティ法 | ● |
| フォトンマップ(コースティクス) | - |
| TOONレンダリング | ● |
| モーションブラー | ● |
| 被写界深度※1 | ● |
| マルチプロセッサ | - |
| ネットワークレンダリング | - |
※1 ここで示す被写界深度とは計算により得られるものを指しています。
2005年末現在のエントリークラスの中では、やや古さ感じる仕様です。同クラスの3Dグラフィックソフトと比較しても進化はのんびりしているという印象があります。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| シャドーマップ | - |
| レイトレーシング ソフトシャドー | - |
| ボリュームライト | ● |
| IBL ※1 | - |
| テクスチャーベイク ※2 | - |
| エフェクト(レンズフレアetc) | ● |
※1 イメージベースドライティング(HDRI)サポートの有無
※2 ライトの計算結果をテクスチャとして焼き付ける機能(コスト削減化)
多くのマテリアルプリセット(シェーダー)を持っており、初心者でも直にイメージが制作出来るような配慮がされています。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| UVマッピング | ● |
| 法線マップ(ノーマルマップ) | - |
| ディスプレイスメント(変異マップ) | - |
| シェーダー拡張 | - |
アニメーションマスターは基本的に3Dアニメーション制作に特化した製品であるため、他の統合型3Dグラフィックソフトのように出力に関する機能は持っていません。
注意 アニマス が有する全ての機能ではありません。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| 形状データのやり取り | |
| DXF | - |
| OBJ | - |
| 3DS | IN/OUT |
| FBX | - |
| Web 3Dフォーマット | |
| VET (ViewPoint)※1 | - |
| Shockwave 3D | - |
| VRML 2.0 (形状) | - |
| We / グラフィック / イメージ | |
| Adobe Illustrator※1 | - |
| EPSF | - |
| Flash (SWF) | - |
| HDR (イメージ) | - |
| アニメーション関連 | |
| BVH (モーションデータ) | IN |
| BVA (モーションデータ) | - |
| PVS (モーションデータ) | - |
| ASF (モーションデータ) | - |
| AMC (モーションデータ) | - |
| QuickTime (ムービー) | IN/OUT |
| AVI (ムービー)Windows版のみ | IN/OUT |
※1 Windows 版のみサポート
※2 Windows版のみのサポートです。Web3Dを視野に入れている人は注意
何れもサポートしていません。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| Plug-Inモジュール | - |
| スクリプト(自動化) | - |
キャラクターアニメーションに関する重要な機能は充実しています。布をシミュレーションするたのソフトボディ、固い物体の衝突自動アニメーションのためのリジッドボディなどのダイナミクス(物理計算)機能を持っています。
| 3Dソフトとして欲しい機能 | アニメーションマスターver11 |
|---|---|
| スケルトン(Bone+スキニング) | ● |
| IK(インバースキネマティクス) | ● |
| ダイナミクス(物理計算) | |
| ソフトボディ (布などの表現) | ● |
| リジッドボディ (硬質系) | ● |
ギャラリーを見てもわかるように、静止画作品よりも動画作品の方が優れています。その名前が示す通り、アニメーションマスターは、アニメーション制作(特にキャラクター)に特化した統合型3Dグラフィックソフトです。
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