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レイトレーシングで環境光を模倣する ~ MAYA (Mental Ray)

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MAYA Mental Ray(メンタルレイ) レンダラでの検証

Mentalray (メンタルレイ) は拡張性、柔軟性、品質の高いレンダラです。 Softimage XSI や 3ds Max などハイエンド御三家が採用しています。Mentalray だからといって全て同じという訳ではなく、対応するソフトウェアによって提供されるインターフェイスは異なります。

非常に表現力の高いレンダラですが、一般的に負荷が低いと思われる処理に時間がかかる傾向があり、レイトレースシャドーや高ジオメトリに強い特徴があります。

ライト12灯による計算結果 Maya Mental Ray

先ほどのシーンをそのままMental Rayでレンダリングした結果です。ライトの配置を調整する際、スケーリングしてしまったようで影がおかしくなっています。これがレンダリング時間に与える影響はないので、面倒なのでそのまま検証しました。

MAYA Mental Ray ライト12灯のレンダリング結果■レンダリング方式 : レイトレース
■レンダリング時間 :1分14秒
■ライト数 : 12+1灯 (キーライト含)
■影のタイプ : シャドーマップ
アンビエント :

メンタルレイでは1分14秒と異様にレンダリング時間を要しています。単純なシーンで同じ事を行っても Lightwaveは "4秒" で、メンタルレイでは "1分44秒" です。このようにレンダラによっては得意な処理と苦手な処理があるため、レンダラの特徴をうまく掴んで絵作りを行う必要があります。

例えば、どのような設定が計算時間に大きく関係しているのか、初めて触る 3DCG ソフトウェアであれば、検証作業を行わなければ恐くて仕事では使えません。

メンタルレイはライト数が増えるとレンダリング時間が大きく増す傾向があります。また、シャドーマップもMAYA ソフトウェアよりもシャドーマップの負荷が高く、環境光を多くのライトで模倣するテクニックには向いていません。Ambient Light の活用など別のアプローチを検討する必要があります。

レンダラによって全て同じテクニックが使える訳ではない好例です。

次のページでは、レンダラの特徴をつかんでアプローチする具体例を見てみます。

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