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MetaForm Plus によりエッジは分割されていますので、細分化したサーフェイスは隠すなり別のレイヤに移動しておくなりしておきます。
続いて外周エッジの頂点数を分割したサーフェイスに揃えます。
Sel Switch を使用すれば、選択ポイントをエッジに切り替える事が出来ます。
この選択したエッジを中央で二分割する事で MetaForm Plus で細分化したサーフェイスとの頂点数を揃えます。
Lightwave v9 でエッジを均等に分割するには QS (クイックソー)ツールを使用します。このツールは選択したエッジに対して有効です。
左が実行後の結果です。中央に頂点が追加されています。頂点を結合する前に、いにしえのナイフツールでポリゴンを分割しています。
これは周囲の形状破綻を回避するための保険です。ケース・バイ・ケースです。
分割したサーフェイスを一つのレイヤに表示する、またはすべて表示します。この頂点を接続し、1つののポリゴンサーフェイスにします。
ポイント結合(Merge Points)ツールで結合する頂点(Vertex)の許容範囲を指定しています。数値は作成するオブジェクトのスケールによって異なります。目安は測定ツールなどで距離を測ると良いと思います。
エッジを分割しただけに過ぎないので頂点の位置は一致する事はありません。また、正確な形状でないことに留意する必要があります。
漏れなく結合できたかは、5頂点以上のポリゴンを選択して移動してみれば確認する事が出来ます。この段階で5頂点以上のポリゴンは左の図の様になっている筈です。
次に外周ポリゴンの修正を行います。5頂点以上のポリゴンを選択し、三角分割 (Triple) で三角ポリゴンに変換します。
左の図が結果です。どのように分割されるかは形状によって異なります。
三角ポリゴン = 平面 という認識は重要です。四角ポリゴン以上は非平面になる可能性があります。特に外周部は計算時のエラーが発生するため、極力、平面性を保った4頂点ポリゴン、三角ポリゴンである必要があります。
選択モードをエッジモードに切り替えます。修正したいエッジは中央(分割したエッジ)から伸びていないエッジになります。ver 9.3 で追加された Spin Edge を使って一気に修正する事が出来ます。右が結果です。
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