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テクニック / 考察モデリング関連 ポリゴン 曲面への穴あけと面取りLW-3D 実例穴の側面部
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ソリッド ドリルを使用した曲面への穴あけ ~ LightWave 3D

モデリング関連

作成した穴のエッジ部分の修正

前のページの続きです。

STEP-5 穴あけ作業.

穴あけ作業

ここで三次曲面に対して穴あけを実行しても構いませんが、品質を上げるのであれば、STEP-2STEP-4 の作業を繰り返し、更にメッシュを分割します。

これは作成する形状によって適切なメッシュ数は異なります。判断にはある程度の経験が必要です。いろいろ試してみて下さい。

この例では緩やかな三次曲面ですが、急な曲面ではメッシュ数が少ないとサーフェイスを構成する4頂点ポリゴンの平面性が保てなくなります。メッシュを増やすという事は4頂点ポリゴンの平面性を保つ事に他なりません。

更に分割数を挙げた例

左は STEP-2STEP-4 の作業を繰り返し、更に密度を上げた例です。

Solid Drill (ソリッド ドリル)による穴あけ

Solid Drill (ソリッド ドリル)による穴あけ

ここでは減算ブーリアンを使わず、Sドリルで穴をあけます。BG レイヤに穴あけに用いるオブジェクトを配置します。

ここでは円柱を使用してますが、くり抜く形状に合わせて、部分的に必要なメッシュ数を確保する必要があります。

Solid Drill (ソリッド ドリル)適用後

左は Solid Drill (ソリッド ドリル) 適用の結果です。続いてエッジを修正します。

重なり合うように見える頂点の修正

重なり合う頂点・エッジの修正

このようなブーリアン処理を行った場合、目に見えない不要な頂点、エッジを修正する必要があります。

例えば、左の図では、1つの頂点を選択しているように見えても、二つの頂点が選択されている事が分かります。(画面左下)

ポイント結合(Merge Points)ツールで結合

円弧に影響を与えない程度の間隔を探し出し、これらが結合されない程度に接近した頂点をポイント結合(Merge Points)ツールで結合します。

平均値で結合されます。

不要エッジ、ポリゴンの削除

不要エッジ、ポリゴンの削除

ポイント結合(Merge Points)ツール を使用した場合、2頂点ポリゴンなどの不要なエッジが発生します。

これらの作業の後には、ポリゴンモードに切り替えて確認する癖をつけておくと良いと思います。

Polygon Statics (ポリゴン状態) パレットを表示し、該当するポリゴンを選択しまとめて削除しておきます。これを行わないと編集時におかしな結果になったり、レンダリング時にごみとして現れるので注意が必要です。

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